看護師転職サイトの看護師求人の見方とポイント

看護師転職サイトの看護師求人の見方とポイント

看護師転職サイトに掲載されている看護師求人の見方のポイントを誰でも簡単に理解できるようにまとめました。

看護師転職サイトの看護師求人の見方とポイント

現在、日本国内で就業している看護師は、約128万人(2020年末時点)いるといわれています。

 

しかし、決して「足りている」とはいえない状況であり、さらに、高齢化が進むにつれて、多くの看護師が必要になるといわれています。

 

インターネットが一般に普及し、就職者転職のためのサイトがいくつもネット上で公開されている中、看護師のみを対象にした専用サイトが特別に用意されていることにはもちろん意味があります。

 

看護業界は殆ど慢性的に人手不足であり、専用の求人サイトや転職サイトを用意しなければとても人材を確保できないようになっているのです。

 

この看護師専用の転職サイトを活用し、看護師がいくつもの病院を移り変わることが看護師のキャリアを構築することになります。

 

看護業界はそれだけ転職が多く、ともすれば貴重な人材が他の業界に移って行ってしまうリスクもはらんでいるので、少しでも人材を確保するために必須なのがこの転職サイトなのです。

 

もちろんそのような状況であるだけに看護師本人もこの転職サイトを最大限に利用する活用方法が必要となります。

 

自身のキャリアアップのために最適な病院の求人情報をいかに効率よく探し出すのか、そして新しい病院に勤めるために必要な諸費用の負担を少しでも減らすための支度金を支給してくれる制度のあるサイトなのかきちんと調べましょう。

 

それらを最大限に活用することが転職の多い看護職でキャリアを積むために必須のインターネットの活用方法なのです。

 

ネットの看護師サイトを最大限に利用する活用方法こそが、看護師としてのキャリアを積み重ねることで、経験と共にそれに相応しい職場環境を手に入れるための必須の方法となるのです。

 

インターネットの情報量を最大限に活用しましょう。

 

そんな看護師の離職率を引き下げるために、待遇の改善などに力を入れ始めている施設・病院も増えてきています。

 

これから、今まで以上に看護師が必要とされることを考えると、看護師という仕事は、更なる待遇改善も期待できる業種といえるでしょう。

 

看護師求人の見方

 

「求人情報って全部同じに見える?」
「比較する際のポイントとは?」

 

基本的な求人条件、求人票の見方については、看護師も他の職種と同じです。

 

仕事内容・給料・休日休暇・福利厚生・教育体制などの詳細の記載があると思います。

 

これらの詳細な情報が記載されていない転職サイトには気を付けた方がよいでしょう。

 

給料について

 

給与を見る際は、基本給と諸手当を分けて考えましょう。看護師の場合は、給与に占める夜勤手当の割合が大きくなります。

 

月給が33万円~と書いてあっても、給与の半分以上が手当なんて事も・・・・

 

残業代・賞与は基本給を元に算出されますので、基本給が低い場合、思ったより給与が少ないという事もありえます。

 

休日、休暇について

 

基本的にはシフト制の看護師という仕事では、4週8休制というような表記が採用されている事が多いでしょう。

 

4週間につき8日休みがあるという意味ですので、公休は年間で104日あるという事になります。

 

この他、夏季休暇や年末年始休暇が別途ある事が多く、共に3日程度が多いので看護師の平均休日数は約110日間となります。

 

この他にも、祝日数がそのままお休みとなる場合、年間休日が120日を超え、休みが多いと言えるでしょう。

 

【注意】 休日数が多い事が全てではありません。休みは多いが希望休がほとんど通らない等、事業所によって異なりますので、希望休の取得や有給の消化率も注目しましょう。

 

仕事内容について

 

業務内容は転職しても同じです。

 

今まで経験してきた業務を活かして働きたいか、電子カルテは何を使用しているか、看護方式はどうなっているか、勉強会は業務時間内に行われるのか、業務時間外に行われるか等、細かい項目に注意しましょう。

 

その他
大まかに基本項目を説明しましたが、前職から引き継ぎたい事と、変えたいことを取捨選択して決定しましょう。

 

福利厚生は特に無くても良い、そんなに休みは無くても良い等、考え方は様々です。

 

転職時に必ず確認するべき3つのポイント

 

これまで求人の見方の他、以下は応募前に必ず確認する様にしましょう。

 

看護師の平均年齢と勤続年数

 

転職後の人間関係を作る上で非常に重要な項目です。

 

急性期の総合病院の場合は、平均年齢は20代という事も多いかと思いますが、民間の一般病院やケアミックス病院では、多くの年齢層の看護師が活躍しています。

 

年齢の近い看護師が多い職場であれば、ライフステージに応じた悩みや勤務調整も行ってもらいやすいでしょう。

 

機材や備品についての口コミ

 

特に新卒で大学病院や大きな総合病院へ入職し、中小規模の民間病院への転職を考えている方は必ず確認しましょう。
大きな総合病院や大学病院では、最新の機材や備品が使用されているケースが多いです。
しかし、中小規模の民間病院ではコストの関係から高価な機材の入れ替えはなかなか難しいでしょう。
また小規模病院では紙カルテの経験が無い為、不採用になるといったことも多数あります。
面接時に病棟見学を希望すれば、ほとんどンぼ病院が受け入れてくれるはずなので、迷惑かなと思わず(担当のキャリアアドバイザー)に問い合わせてみましょう。

 

看護部の理念・看護観

 

あなた自身、信念とやりがいを持って看護師として働いていると思います。
もし、職場全体の考え方に不一致や仕事に対する考え方が異なると日々のストレスの原因ともなりえます。
ストレスコーピングという点でも、配慮すべきポイントです。

 

他の職場を見てみると現在の職場の良さがかえって良く分かり、転職活動をやめたという意見も多くあります。
これから長く勤める事となる職場ですので、今まで気にしてなった細かい部分にも目を向けてみてはいかがでしょうか。

 

看護師求人のチェックポイント

 

転職を考えている場合は、新しい職場の求人内容について、しっかりとチェックしましょう。

 

特に「給与などの金銭面・休日数」は必ずチェックしておきたい事項です。

 

しかし、この求人内容だけでは分からないポイントがあります。

 

それが「病院の雰囲気」です。

 

病院の雰囲気ばかりは、実際に足を運んでみなくては分かりません。

 

行ってみたら雰囲気が合わなくて長く続けられそうもない、という事態を避けるためにも、可能であれば事前に確認したいところです。

 

求人を出している病院・施設の中には、「病院見学、施設見学」ができる場所もあります。

 

応募する際には、「事前の見学が可能か」を確認してみることをおすすめします。

 

事前に病院を見学できるのであれば、ぜひ医療スタッフや患者の様子、また周囲の環境、医療設備などをしっかりと見極めましょう。

 

看護師転職サイトランキング